フィリピン国鉄 南北通勤鉄道
フィリピン国鉄(PNR)の南北通勤鉄道(NSCR)が現在建設中です。
TUTUBANからMALOLOSまでが第1期工事。
MALOLOSからCLARKまでが第2期工事。
完成すればTUTUBANからCLARKまでわずか60分となります。
しかし工期がめちゃくちゃ遅れていて全線開通はいつになるのかわかりません。
ただ来年中に一部区間で営業運転をしたいという思惑はあるようです。
実際YOUTUBE映像を見る限りでは、建設が80%ほど進捗している区間もあるようです。
このTUTUBAN~CLARKが開通したあとは、TUTUBANから南下してCALAMBAあたりまで延伸する計画のようです。
これが計画図です。
全線開通したらマニラの渋滞が少し良くなるかも。
PNRはTUTUBAN~ALABANGが2024年3月から休止中。休止期間は一応5年間という事です。
すでに線路を撤去して高架鉄道の建設を開始しています。
線路わきにあったスラム住宅もすべて撤去して無くなりました。
何回か踏切で気動車の車両とディゼル機関車の牽引するボロボロの客車を見たことがあります。
一度乗ってみたかったのですが、乗らないうちに廃止になってしまって残念です。
南北通勤鉄道(NSCR)の日本企業が担当している区間の路線図です。
MALOLOS~BOCAUEまでが三井住友建設
BOCAUE~SOLISまでが大成建設とDMCI合弁会社が担当しています。
三井住友建設がアップしているYOUTUBEを見ると進捗具合がよくわかります。
さすが一流企業だけあって空撮映像もきれいですね。
見た感じあとは線路を引くだけのように見えますが、これからが正念場ですね。
営業運転まではさらに結構な年月がかかると思います。
ちなみにNSCRで走るのは日本製の電車です。
すでに日本から輸送されフィリピンの車両基地で出番を待っています。
全線複線で8両編成の電車が走る予定です。
また進捗具合を引き継続きアップしていきたいと思います。
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