フィリピン国鉄(PNR)TUTUBAN~ALABANG
フィリピンに行くたびにタクシーから何度も見ていたフィリピン国鉄(PNR)のTUTUBAN~ALABANGの路線が昨年の3月で廃線になってしまいました。
鉄道ファンとして一度は乗ってみたかったのですが、ついにその機会には恵まれませんでした。
今年の4月に渡比した時にタクシーから見た光景は、すでに線路も撤去され塀で囲まれ全く以前の光景が思い出せないような景観になっていました。
南北通勤鉄道(NSCR)の高架鉄道を建設するためなんですが、今回はフィリピンらしくなく仕事が早いです。
かつて線路わきにたくさんあった違法住居などはすべて撤去済みで、スクワッターの違法住居スレスレで走っていたフィリピン国鉄の映像などは過去の遺物となってしまいました。
まだYOUTUBEなどでは見れますので、興味のある方は探してみてくださいね。
今回紹介するのはTUTUBANにある車両基地の映像です。
ここにあったたくさんの車両たちは、廃線になる前にCALAMBAの方へ移動させたのかな?
詳しいことはわかりませんが、そうであってほしいと願っています。
かなり上空から撮影したこのYOUTUBE映像は貴重だと思います。
TUTUBANの車両基地の全貌がよくわかる映像です。
次に紹介するのがPNR廃線前に撮影された映像です。
ALABANG~TUTUBANの展望映像です。
長い尺の映像ですが、全駅が映っているこれも貴重な映像です。
自分はチャンスが何回もあったのに一度も乗れなかったので、この映像で我慢することにしました。
たまたまPNR SAN ANDRES STATION近くに友人が住んでいたので、こんな光景はよく見ていました。
もう見られなくなって残念です。
TUTUBAN~CALAMBAのNSCRの延伸工事はすでに始まっています。
完成はおそらく7年後ぐらいかな。いや10年かかるかもしれません。
完成すればフィリピンの主力鉄道路線になるのは間違いありません。
工事の様子は時々アップしていきたいと思います。
そのほかマニラでは初の地下鉄工事も日本の援助で進んでいます。
鉄道ファンとしては今後が楽しみです。
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