洪水には要注意 フィリピンでレプトスピラ症蔓延
先日の台風でフィリピン各地で洪水になりました。
被災者の皆様には心からお見舞い申し上げます。
自分の友人たちもかなりの被害を被ったそうです。
でも洪水には慣れっこなのか、立ち直りも早いです。
しかしマニラ首都圏では、この洪水の後遺症でもある『リプトスピラ症』の感染が拡大しています。
雨季が始まってから、フィリピン全土で3.396人が感染。
マニラでは8/8現在141人が感染。そのうち78人が重症だそうです。
死者も20名近く報告されています。
レプトスピラ症とは
病原性を持つレプトスピラ属の細菌によって引き起こされる病気。
感染経路としては、レプトスピラ症にかかっているネズミ・イヌ・ウシ・ブタ・ウマなどの動物の尿で汚染された水や土壌からの『皮膚からの感染』と汚染された飲食物を摂取することによる『経口感染』があります。
フィリピンの場合は、洪水の汚染水に入ったことによる『皮膚感染』が多いと思われます。
足に傷があれば最も感染しやすく、傷が無くても感染するから恐ろしいです。
感染すると5~14日の潜伏期間を経て高熱(38~40℃)を発症します。
症状は悪寒、頭痛、筋肉痛、結膜充血など。
多くは1週間以内に回復するのですが、まれに重症化することもあります。
発症から5~8日目に黄疸や出血、肝障害などが出た場合は重症化。
すぐに病院に行かないと危ないです。この場合の死亡率は20~30%だそうです。
予防法
今のところワクチンはありません。
洪水の中には絶対に入らないこと。傷がある場合は防水の傷テープで保護。
万が一洪水に入った場合は、きれいな水でしっかり洗浄すること。
傷がなくても皮膚感染は防げないようです。
自分が昔フィリピンに住んでいた時に、洪水の中をサンダルで歩いていたら彼女に激怒されたことがありました。
普段 温厚な彼女から『死ぬよ』と言われ足を井戸水できれいに洗ってくれた記憶があります。
その時は『なんておおげさなんだろう』と思っていたのですが、レプトスピラ症の事だったんですね。
今となっては彼女に感謝しなければなりません。
洪水の汚染水を甘く見ている日本人は多いかと思います。
日本と違ってフィリピン(特にマニラ首都圏)の洪水はやばいほど汚いのです。
しばらくフィリピンでは雨季が続きます。
皆さんもこのことを認識して十分にお気をつけて下さい。
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