palengke(市場)
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市場で米屋をやっていた時は、卸からしか米を購入できませんでした。当然農家から直接仕入れられれば安くなるに決まっています。ところがどっこい農家に伝手が無かったのです。一見さんがいくらお願いしてもなぜかこれがダメなんですね。
今回 事業提携した方は何と副業で米の卸もやっていました。農家から直接仕入れるとC1(ハイクラス)で1サックス(50キロ)550Pです。これを小売店に1.000~1.200Pで売るのです。結構いい利益でしょう。感心していたらこんなもんではな かったのです。裏技があるんです。
フィリピンでは米は二毛作~三毛作です。二毛作の所はだいたい5月と10月に収穫期を迎えます。収穫期に仕入れたのでは、農家は強気です。値引き交渉などは出来ません。
ではどうするかというと、これが裏技です。農家でお金に困っている時期にたたいて買うのです。例えば苗の植え付けの時期はどうしてもお金が必要ですよね。その時期に前金で契約してしまうのです。そうすると何と1.000Pで3サックス(150キロ)仕入れることが出来ます。もちろん前払いですので、ちゃんと契約を取り交わさなければなりません。これを上記の価格で小売に売れる訳だから、結構いい商 売でしょう。もっと前にこれを知っていたら市場の米屋はまた違う展開になっていたかも・・・・・・・
今度またマニラで米屋でも始めようかな。
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農場見学をした時、とある農家で昼食をご馳走になりました。バハイクブという小屋風の家で、日本で言う茅葺の民家といった雰囲気です。風通しが良く、とても快適に過ごすことが出来ます。電気も水道も無いので不便ですが、慣れればなんということはありません。
台所はかまどです。このスタイル個人的には好きですが、フィリピンでは始めて見ました。さすがに日本ではキャンプ場以外にはもう無いと思います。さんざんキャンプ場で使いましたので、火おこしは率先して手伝いました。ごはんは鍋で炊くのです。そろそろ食事が出来上がりそうになると、息子さんがサギン(バナナ)の葉っぱを何枚か採ってきました。これをテーブルに敷き詰めると立派なお皿の出来上がりです。
湯気が立っていておいしそうでしょう。これをカマヤンスタイル(手づかみで食べる) で食べるのです。自分は以前その名もカマヤンというレストラン(手づかみで食べる高級レストラン)に数回行ったことがあったので、全然違和感無く食べることが出来ました。自分があまり上手く食べるので、皆さんちょっと驚いていたようです。
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先日、訪問を約束していた農園に行ってきました。マニラから車で約4時間のとても静かな地方都市でした。唯一水道の水が直に飲めるのが自慢だそうです。へえ~と思われるかも知れませんが、マニラではとてもではないけど水道の水は飲めません。水を貯めると色々な不純物が混じって出てくるのが容易にわかります。ここの水はきれいでした。コップに注ぐと若干炭酸のような気泡がグラスに付きます。市販のミネラルより旨かったです。
ここの農園は2ヘクタール。主に花の栽培をしていました。出荷先はマニラの市場と直営店です。副業は造園業と米の卸とサリサリストア。結構手堅く商売していました。
事業拡張の為、ここに資金提供して数年で回収するというプランです。話だけでは信用できないので、すべてを視察してきたわけです。なかなかいい人達で、しかも勤勉な方々でした。こうゆう人達にフィリピンでは初めて接したので、なにか新鮮な驚きでした。先方もこちらの真意を探っていたようですが、すぐに打ち解けました。
新しいビジネスのスタートとなりそうです。
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日本人がフィリピン人と出会うきっかけはというと、日本にあるフィリピンパブの女性いわゆるタレントさんがほとんどでしょう。このタレントさんは、ほとんどフィリピンでは下級階層に属しています。下級階層というとなんか言葉が悪いですが、ここではあえてこう表現いたします。ご容赦下さい。中には例外もいらっしゃいますが、ほとんど両親・兄弟に職が無い家庭環境にいます。そういう環境から脱却する為に、日本などへ出稼ぎに来ている訳ですが昨今の現実はなかなか厳しいようです。
かくいう自分も最初の出会いはタレントさんです。うまく日本人と結婚してうまくいってる方もおられますが、かなりの確立で離婚・破綻しているようです。これは言葉・風習・文化の違いもありますが、主な理由は大きな経済格差にあるようです。結婚したら当然フィリピンの家族たちも経済援助していかなくてはなりません。もちろん私の周りには、結婚してなくても多額の援助をしている人達もいますが。(笑)
こういう下級階層のフィリピン人達は、日本人が援助しても結構当然のような顔をしています。言葉では感謝の気持ちを表しますが、相互援助の風習のあるフィリピンでは、富のある人が富のない人々を助けるのは当たり前なのでしょう。中には人の良い日本人を手玉とって、タカリのようにしっかりと援助させているベテランPナ(フィリピン女性)もいます。
しかし、いったん恋人になってしまうとまた状況が変わることもあります。愛があればお金なんかいらないというPナがいるのも事実です。
今回、縁あって中流の人々が集まるパーティに招待されました。だいたい中級クラスの会社の社長さん、個人店主の集まりです。いや~世界が違いますね。今までつきあってきた人達とはさすがに違いました。感覚はやや日本人に近いかな。その中で、とある農場のオーナーと知り合いになり、ビジネス提携も含めて、次回訪問することになりました。
ある人に聞いた話だと、中流は中流の人達としか付き合わない。けっして下流の人達とは交際しないそうです。上流階級の人達とはまだ会った事はまだありませんが、ここフィリピンでは桁ハズレの金持ちです。日本人なんかとても及ばないそうです。わずか数パーセントしかいないそうですが、この方々がフィリピンの経済を牛耳っています。
唯一外国人の我々だけが、下流・中流・上流のすべての階級と付き合うことが可能だそうです。
では中流の定義は何でしょうか? 特にそんなものは無いとは思います。中流でも中流の下と上の幅は結構広いと思います。自分が思っているのは、しいて言うなら最低親子2代に渡って大学卒、ある程度学歴があり、そして定職持ち。持ち家があれば尚いいでしょう。簡単に言えば一定の収入があり、生活にゆとりのある家庭といったほうがいいかもしれません。なんだあ~その程度で中流なの?と思うかも知れませんが、ここフィリピンではその程度のレベルです。 日本では大多数ですが、たぶんフィリピンでは30~40%くらいの人達しかそれに該当しません。いやもっと少ないかもしれませんね。
自分が今まで見てきたところはすべて下級階層ばかりでしたから・・・・・・・・
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ここフィリピンでもカラオケは大衆娯楽の一つです。子供から大人まで皆さん歌好きですね。夜遅くまでカラオケの音が鳴り響いています。
日本で言うカラオケはいわゆるカラオケBOXですが、フィリピンではまだ少数派です。メトロマニアでは、ミュージック21をはじめとする個室カラオケBOXも多くなってきましたが、地方ではまたまだ普及してません。ショッピングモールの1曲5Pのカラオケマシンや女の子のいるKTVなどでしょうか。またカラオケのあるレストランも沢山あります。いずれにせよ個室カラオケ以外は大衆の前で歌うことになるので、慣れないと恥ずかしいですね。
自分が最初にここフィリピンで歌ったのは、トンドのディビソリアのストリートカラオケです。この地区は、沢山の露天が出ており、食料品・衣類・雑貨などどこよりも安く買えます。いつも人であふれ返っており活気のある町ですが、マニラを代表するスラム街でもありかなり危険な所です。フィリピン人でさえ行かない人がいるくらいです。幸い自分は怖い思いは数回しかありませんが、(爆)それ以上に人情あふれた下町のような雰囲気も持ち合わせています。でも 初めての人は、あの人の数とゴミの異臭で降参かも? 一度ディビソリアの雑踏を写真に撮りたいのですが、さすがにあそこでカメラを構える勇気はありませんね。
そこで群集に囲まれて歌わされたのが Rey ValeraのPangakoです。思い出に残る1曲です。
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フィリピンへ観光で来ているうちは、全く気にならなかったのですが、滞在期間が長いといろいろと頭にくることが多いのです。この前、買い物に行った時、現金の持ち合わせが少なかったので、クレジットカードで購入しました。一応ICチップゴールドカードでしかも写真入り、どこの店でも問題なく購入できるのです。しかし、この店では日本へ照会するのでちょっと待ってくれと言われ、なんと1時間も延々と待たされました。カードを置いたまま他所に行くのもコーピーされそうで怖いし、かといって他の店には無かった商品なので、しかたなくレジの近くに陣取り無駄な時間を費やしました。さんざん文句を言ってやりましたが、Sori hoと言うだけで全く平然とした態度で言い訳ばかり。超 頭にきました。
あと知ったかぶりをするPノも多いです。これを鵜呑みにすると大変なことになります。先日ある物を買いたいと相談したら、自分が知っているから案内するとキアポに連れて行かれました。さんざん歩き回って探した挙句無くて、今度はディビソリアへ。人ごみを掻き分け掻き分け、この危ない町をさんざん引きつれ回されましたが、やっぱり見つかりませんでした。おかけで丸一日がつぶれました。
こんなことは序の口でしょう。いちいち頭にきていたらストレス溜まりますので、すっかり忘れるように日々努めています。ここではロスタイムは日常的です。頭に切り替えスイッチがあれば、かなり楽に暮らせると思います。
今までムカついたフィリピン人
☆日本人をキャシュだと思い込んでいる人達
これは特に多く見かけますね。日本人がまず直面する敵はこの人達です。大体向こうから近づいてくるのはこれに属します。口ではいいことばかり言いますが、狙いはお金です。なんとか騙して一旗あげてやろうという魂胆でしょうか? それともいつもくっついていれば、そのうちおこぼれにありつけると思っているのでしょうか? ストレートにお金頂戴なんていう方が、まだかわいさがあります。
いずれにしても早期に腹の内を探れればトラブルもおきません。極端な話、悲しい話ですが基本的にフィリピン人を信用しなければうまくいきます。
でもまれに本当に良い人もいるのも事実です。巡りあえばあなたはラッキーです。もちろんこうゆう人は大事にしなければなりません。
☆知ったかぶりや
これも結構いますね。知らないことならわからないと言えば良いのに、知ったかぶりをします。知らないことは恥ではありません。知ったかぶりが恥なのですが、いくら説明しても理解できないようです。
☆計算のできない女
ショッピングモール等にはあまりいませんが、サリサリやレストランなどにはよくいます。足し算は出来ますが、引き算はできないのでしょうか、よくおつりが少ないことがあります。もちろんわざと間違えているようですが、どうせ間違えるなら、一度で良いからおつりを多くもらってみたいですね。
☆役所の窓口
人を待たせることは当たり前だと思っています。見ているとチンタラチンタラ非効率に仕事しています。お願いだからまじめに仕事してください。でもひとたびチップを弾めば信じられないスピードで処理してくれます。
またまだムカツク人々は現れてくるでしょうね。楽しみにしてよっ~と!!
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やがて数年の月日が経ちました。
売上はしばらく順調でしたが、過労の為か店長のBちゃんが病気がちになり、何回か入退院を繰り返すようになりました。病状はあまりよくありません。医者からは当分仕事はしないようにと警告されました。頼みの綱だったのでかなりピンチです。兄弟・従兄弟をふくめて代りを務められるような頭の切れる人はいません。
またすぐ近くに大型スーパーが開店し、人の流れも変わりはじめました。悪い時は悪いことがなぜか重なるものです。代わりの店長が、一見まじめそうなのですが、売上を日常的にピンハネしている事実も突き止めました。
いったん歯車がうまく回らなくなると、ここフィリピンではなかなか元に戻すのが大変です。日本のようには簡単にいきません。ある程度利益が出てるとわかると、油断すると蟻のように悪い奴らが群がってきます。やはりここはフィリピンですね。
要はBちゃんの後ろ盾が一時なくなったため、今まで我慢していた悪い輩がどっと押し寄せてきたといった感じですね。思いっきり気分が悪くなりました。
そんなこんなで、とりあえずBちゃんの病気回復までという口実にして思い切って閉店することにしました。かろうじて 投資した金額は回収できましたが、今までの苦労が水の泡です。
とりあえず色々なノウハウは蓄積できましたので、新たな仕事に向けてまた一から頑張ります。こんなことではへこたれません。
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フィリピンの交通機関にトライシクルというのがあります。サイドカー付きバイクのことです。サイドカーに2名、運転手の後ろに1名乗車出来ますが、5~6名が鈴なりになっているのを一度見たことがあります。運賃は区間と地域によって違いますが、5~20Pぐらいです。遠距離は乗ることが出来ません。ジプニーから降りて、トライシクルに乗り換えて自宅までという乗り方が多いようです。マニラの街中はトライシクルの無い地域もあります。渋滞になるために規制されているのでしょうか?いったん郊外に出ると主要な交通機関となっています。
バイクはというとKAWASAKI・SUZUKIの250CCクラスなのかな。エンジン音からして2サイクルのような感じですけど、いずれにしても日本には存在しないバイクですね。マフラーにサイレンサーがついていないのか、やたらにバリバリとうるさいし、煙幕出しまくり状態ですね。
ちなみにこれの自転車版をペディキャブといいます。カロオカンに行くとうじゃうじゃ走っています。これは排気ガスが出ないので快適です。でも料金はなぜかトライシクルより高い場合もあります。人力だから仕方が無いのかもしれません。
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先日ブログ名と同一のCDをマニラのオデッセイ(CDショップ)で見つけました。ガレッジセールのゴリさん主演の映画『プレイボール』のテーマソングCDでした。3人組のPナが歌っています。1曲目が日本語、2曲目がタガログ、3曲目がミックスになっています。 マニラで社長さん♪パロパロ社長さん♪
なんか自分にぴったりの歌ですね。そしてなかなか印象に残る歌ですが、フィリピンでヒットはちょいと無理かもしれません。だってこんな怪しいCD、日本人しか買わないでしょ(笑)
映画自体ははまだ見ていませんが、マニラが舞台のようです。もうすでに上映は終わっているので、DVDを後で探してみようと思います。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3337
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最初はまばらだった店舗もほぼ埋まり、市場としての機能が発揮されてきました。無料駐車場の近くの角店だったので、人通りはとにかく多いです。今のところ米だけですが、他のものを販売してもそれなりに売れそうです。Bちゃんが売上管理をしていますが、長時間労働がかなり体にきているようです。最初は緊張もありかなり頑張っていたようですが、徐々に体調を崩すことが多くなったようです。売上はかなり波がありますが、1日平均6.000P前後です。ただ配達無料なので、経費もなにかとかかりますね。
業務用の大口注文もレストラン・企業関係の口コミでかなり多くなってきました。大口は利益が少ないけど大量に捌けるので、回転率がよくなり、ひいては米の鮮度も高くなります。一番利益が出るのが小口の量り売りです。わずか1回分の米を毎日買いに来るお客さんが大勢います。この方々は米の味と価格に敏感だから、へたな商売をするとすぐに別の店に流れてしまいます。なかなか駆引きも難しいです。
ここフィリピンは二毛作ですので、米は年2回の収穫があります。とくに年末のクリスマスシージンにかけて米の売上はだんだんと良くなっていきます。
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何軒かカーショップ巡りをしたけど、どこも結構高い。聞くところによると地方まで足を伸ばさないと安い所はないそうです。外見はどれもきれいだけど、エンジンやブレーキ関係は実際乗ってみないとわかりません。価格だけで買うと後で痛い目にあうと、Bちゃんの兄弟に忠告され、地元で一番信頼できる優良店で買うことにしました。ここでは購入後1年間の無料保障があるので安心です。他所ではだいたい6ヶ月の保障でした。しかし価格はどれも高~い。なんか保障料が上乗せされているような雰囲気もします。
中で気に入ったのはデリカ。走行距離は4万2千キロ。CDとMD付きです。価格は諸経費込みで258.000Pでした。さっそく値引き交渉開始!ガードが固くすんなり応じてくれません。粘りに粘って現金で買うという条件で、タイヤ2本を新品と交換してもらって240.000Pまで値切れました。
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自分はわずかながら給料をもらって銀行に入れてもらっていましたが、ある程度溜まったので車を購入することにしました。もちろん中古ですよ。新車は結構高いですから。でもよく見ると中古車もなんか日本より高いではありませんか。米も運びたい為、候補は1BOXカー。デリカ・バネットなどがよさそうです。たまたま入ったカーショップでデリカが目に留まりました。それは白の車体でうまく左ハンドルに改造されていました。オーティオはCDとカセットです。当然フルタイム4WDだから田舎道もヘッチャラです。価格は240.000P。う~ん 高いなあ。でも値引きには一切応じません。本当はほしかったのですが、相手があまりにも強気だったので、保留にしました。もっと安いところを探してやる~。たぶんあるはずです。
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本日 無事帰還致しました。雨季なので少し涼しいぐらいでしたね。もう少し黒くなろうと思っていたのですが、雨ばかりで全く日焼けしませんでした。強い日差しが恋しい~。
今回初めてJALを利用いたしました。マイレージです(笑)。国内線で溜まったマイレージが期限切れ間近だったので消費してきました。結構食事もおいしかったですけど、帰りの機体はかなりのお古で、映画の上映もありませんでした。
いつもはPALまたはNWです。そういえばNWは潰れてしまったそうですね。しばらく運行は続けるそうですが、残念です。運行時間が悪いけどあの価格はとても魅力的でしたね。
また、明日から更新していきますのでよろしくお願いします。
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しばらく現地入りの為、ブログはお休みになります。
実は現在新しい仕事に向けて準備中です。
帰国後 続きは順次アップしていきたいと思います。新仕事編につきましては、ず~っと先になりそうですがご報告いたします。
では 皆様お元気で !
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あっという間に滞在期間の一週間は過ぎてしまいました。ビーチにも行ったし、ライブバンドも見に行ったし、きれいなお姉さんと甘い甘いもできたし、とても充実した時間を過ごすことができました。いつも通りフライトの3時間前にマニラの国際空港に到着。すべてが順調でした。
が 出国審査の時、なにかいやな予感が・・・・・ そうです。自分のパスポートをめくりながらどこかへ電話しているではありませんか? いやな予感的中です。
『いつ入国されましたか?』と聞かれました。『×月○日です。』と自身を持って答えましたけど、なぜかパスポートにはどこにも入国記録(スタンプ)が無いのです。
まもなく銃を携帯した警備員2名が現れました。またもや別室に連行です。あとは質問攻めです。入国のとき別室に連れて行かれたので、どさくさに紛れてスタンプ押すの忘れたんじゃないのと必死に説明しましたが、何故確認しなかったと全く受け入れてくれません。たかがスタンプなのですが、これは入国VISA。無ければ不法入国なんですね。そんなこんなで時間ばかり過ぎていきます。
フライトの時間が迫ってきた頃、お金で解決できるよという優しいお言葉がかかりました。 フィリピンスタイルです(爆)。これにはいつも拒否するのですが、今回ばかりはお願いしなければらちがあきません。しかたなくリュックからサイフを取り出そうとした時、ひらりと1枚の紙くずが落ちました。よ~く見ると行きの航空券の半券ではありませんか。ラッキー。やっと無実が証明できる証拠を提示できました。おかげさまであっさりと無罪放免です。拘束時間約1時間ちょっとでした。
《アドバイス》
フィリピンへ行くときはなるべく地味な格好で。
チェックマンと視線を合わせてはいけません。
不運にも別室行きになった時は、必ず入国スタンプが押されているかどうか確認しましょう。
その後 無事日本に到着。いつもは何も見ない入管がやたらとパスポートのページをめくっているではありませんか。再びいや~な予感。
『ちょっとお話伺っていいですか?』 再び別室行きとなりました。(爆)
ここでは言葉が通じるので楽勝 楽勝。フィリピンに照会しただけで開放されました。
いや~ ほんとに疲れました。
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今年の初めに渡比した時、はじめて入管で別室に連れて行かれました。(爆)
入管のブースの近くでジロジロと獲物を捜しているチェックマンがいますよね。この人と偶然視線が合ってしまいました。そ知らぬ顔して入国審査を受けていたら、そのおっさんがなんと別室に行くように指示するではありませんか。一瞬マジかよ~と思いましたね。
あの窓の無い小屋のような別室で衣服を脱がされ、刺青チェックを受けた後、すべての指があるかどうか、本物かどうか触られて検査されました。ほんとは一度入ってみたかったので内心ワクワクしていました。(大嘘)質問事項もすべてタガログで対応できたので、すぐに開放されました。(ワイロの要求なし)
今まで年4回ペースで渡比してますが、呼び止められたことも全く無かったのになぜでしょう。なんでかなあ~。特に人相も悪くなく、人柄も温厚だしどうみても その筋の人には見えないはずなんですが。(笑)
よ~く考えたら わかりました。服装でした。いつもは迷彩服にコンバットブーツといういでたち(充分に怪しい)なんですが、今回はアロハ姿だったんです。それで逆に怪しまれたのではないでしょうか? 柄はというと でかい風神さんと雷神さんの粋な柄です。とても気に入っていたアロハなんですがねえ~。
まあ何事も経験ということで・・・・
でもこの時ある罠が仕掛けられたのには全然気が付きませんでした。(続く)
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最初はいろいろとお世話になったCちゃんの米屋から仕入れていました。でもこれでは利益がでません。もっと安く仕入れる為に直接卸と取引できるようにCちゃんに業者を紹介してもらいました。業者はブラカン・リザール・ケソンなど沢山ありますが、一番交通の便が良くて条件の良かったブラカンの業者にしました。本当はミンダナオから仕入れられれば一番価格的には安いのですが、運送費もバカになりません。何軒か共同で仕入れられれば運送コストも節約できるかもしれません。
ちなみに仕入れ単位は1トラック約2.5トンです。店までの配達は無料でしてもらえます。これはかなり大きいですよ。仕入れ値はハイクラスで50キロでだいたい1.000P位です。これは卸からの仕入れですので、農家から直接仕入れられれば、さらに安くなるはずです。
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ついに開店の日がやってきました。通常の営業時間は朝4時から夜8時までですが、初日は10時に開店することにしました。勤務は長時間なので2交代です。スタッフはBちゃんが店長、販売は兄弟達、配達はいとこと、Cちゃんの店から手伝いで派遣されてきた兄ちゃんです。今回は資金繰りがつかなかったので、配達の車は買えませんでした。そこで考えたのは、知り合いのトライシクル(サイドカー付バイク)を借り上げることにしました。かなりポンコツですが1日250Pです。これで当面の間配達することにしました。
開店当日は物珍しさもあり、かなりのお客さんが来店いたしました。もちろんポケットティッシュのおまけ付きです。なぜか値切られること 値切られること。初日は大判振る舞いでしたが、これでは利益がほとんど無いではありませんか。損をして得を取れるかどうか、今後の課題です。ちなみに初日の総売上は9.870Pでした。
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開店が決まったら事前のPRもしなければなりません。う~ん うまい手はないかな? 瞬間 ひらめきました。日本では駅頭の習慣行事になっているティッシュ配りです。日本でもそこそこ重宝しますが、ここフィリピンでは尚更です。庶民にはなかなか買えないのが現実のようです。
こんなこともあろうかと 以前送っておいたポケットティッシュをさっそく宣伝物に転用することにしました。なぜかサラ金のポケットテッシュは無限に入手可能だったのです。これをうまく再利用することにいたしました。(爆)
中から宣伝の紙を抜いてパソコンで作った米屋の宣伝文に差し替えました。これは結構手間のかかる作業でした。日本でこそポケットティッシュは全く珍しくないですが、フィリピンでは貴重品のようでした。実際、店舗前で配布したら奪い合いが起きるほど超人気でした。もちろんタダですからね。おかげでこの宣伝物はあっという間になくなりました。
でも効果があるかどうかは、いまひとつ未知数です。なぜなら同じ人達が奪い合うように持ち去ったので・・・・・・^_^;
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さあ 開店することになったら準備は忙しいです。Bちゃんはまず営業免許申請など書類上の問題をクリアしなければなりません。そして内装工事です。あまり費用をかけずに、陳列台を中心に設計してもらいました。小さい備品はトンドまで買出しです。一族全員であわただしい時間がバタバタと過ぎていきました。
前にも書いたように米屋の商売はそんなに簡単ではありません。商売がたきが多いのです。市場では20~30メートルごとにあるくらいです。そこで他店との差別化を図らなければいけません。価格ではまだ実力が無いので、そこまで勝負できません。そこで完全宅配無料を打ち出しました。日本では当たり前なのですが、ここフィリピンでは米屋に関しては、まだ無料宅配はほとんど無いのです。電話一本でお米を宅配します これでとりあえず行くことにしました。それと当たり前の話ですが、鮮度の高い良い米を低価格で提供するのを大前提としてスタッフに周知させました。
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Bちゃんとも相談した結果、どうしてもあの店舗で米屋をやりたいそうです。家族全員で協力するから大丈夫とかなり強気です。他店との差別化を図った米屋、ちょっと他には無いような米屋にして行こうと言うことで、計画を進めていくことにしました。
フィリピンの米はいわゆるタイ米です。米不足のとき日本で食べたことがあるかと思います。そうです。あのおいしくないお米なんです。
フィリピンでは、お米そのものを食べるというより、アドボ(煮込み)やシニガン(スープ)などをお米にかけて食べることが多いのです。したがってタイ米でもそれほど苦にはなりませんでした。お米だけを食べるのならやはりジャポニカ米がいいですね。カルフォルニア産、ネグロス産などが有名です。当然、タイ米でもいろいろなランクがあり、ハイクラスになるとそれなりにおいしいですよ。
よ~く観察すると米屋は市場の至る所にあり、一部の店を除いてあまり活気があるようには見えませんでした。やはり何か一工夫を加えないとやっていけないような気がしました。公営市場も偵察してきました。こちらの家賃は私営市場の約半分くらいですね。安いです。だから人気がありほとんど空きも出ません。聞くところによると地元のボスに顔がきかないと借りれないとか。
しかし借りる予定の店舗は、角店とはいえメチャクチャ高いです。月18.000Pといったら日本円で36.000円です。日本でのちょっとしたボロアパート並の家賃です。経済価格差を考えたら本当に高いといえます。なんせフィリピンで大卒の公務員の給料が月10.000P位ですから・・・・・
真剣に考えて、私営市場の店舗は契約することにしました。粘りに粘って月500P値引きしてもらって17.500Pになりました。
これから米屋開店に向けて準備の開始です。
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今まであまり考えたことは無かったですが、市場の仕事は活気があっていいですね。ただ長時間営業で休みもなかなか無いというのが、玉にキズですかね。
たまたまテナント募集が出ていたので回りを観察してみることにしました。やはり人手が多いのは肉・魚・野菜のいわゆる生鮮3品の店でしょうか。でも これは素人には難しそうです。CDショップも個人的に好きですが、市場の中だとどうしてもパイレーツ(海賊版)中心の商品構成になってしまうのでやや危険ですね。取り締まりはあまり無いとはいえ非合法ですから。衣料品店はどうやら流行り廃りがありそうです。市場の中の店はあまり品質が良くないようです。値段で勝負っていう感じですかね。携帯屋さんは一見よさそうですが、たくさんありすぎて暇そうです。繁盛しているのは、市場の周辺にある小奇麗なレストランやジャンクフード店。ここはどこもお客さんでいっぱいです。あとネットカフェも満席状態でした。
Bちゃんはしきりに米屋を薦めます。理由を聞くと友達に米屋がいるからだそうです。(笑)米屋はというと星の数ほどありますね。20メートル毎にあるといった雰囲気です。毎日の主食とはいえ、そこそこのお客は入ってはいますが、商売の中身はどうなんでしょうかね。
ためしに友達だというCちゃんの米屋に行ってみました。やや広めの店舗でスタッフ5名で切り盛りしていました。価格が安いのか客足は絶えません。どうやら薄利多売がお店の売りのようです。Cちゃんは23歳、小柄で細身の美人でした。親子3代で米屋をやってきた老舗です。父親が病気で早期引退したため、今は彼女が店長として頑張っているそうです。話を聞くと米屋はたくさんあるから、やるんだったら他店との差別化を図らないとダメだそうです。それさえうまくいけば、まあまあの商売だそうです。アドバイスならいくらでも協力するとう優しいお言葉を戴きました。
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その私営市場は、公営市場から4~5分の距離のところにありました。近くには大型スーパーも建設予定だそうです。30台ほどの無料駐車場も完備しています。自慢は24時間のセキュリティ。順次ガードマンが巡回しているそうです。残念ながら家賃の安い所はすでに契約済み。残っているのは、駐車場そばの角店と中ほどの数件だけでした。シャッター付き店舗で、奥には台所とやや広いストックヤードがありました。トイレとシャワーさえあれば暮らせそうな感じです。価格は月18.000Pで3ヶ月前払い。結構高いですね。しかもオーナーはかなり強気です。どうせ借りるなら駐車場近くの角店がいいだろうなとその時は軽い気持ちで考えていました。
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パレンケ(市場)は活気があって面白いですよ。果物・魚・肉・米・雑貨類・衣料品なとなど所狭しと商品があふれています。朝は4時ごろから夜は8時くらいまで営業してます。人出が多いのは、昼前と夕方です。喧騒とさまざまな臭いがミックスされた独特の雰囲気は、私は好きです。よ~く観察してみると、皆さんそれぞれ頑張って値切っていますね。こちらではこの買い方が常識のようです。やりてのおばちゃんなど、なにやらまくしたてて1Pでも安く買おうと粘っています。まあ市場はこのやり取りが面白いのです。自分も果物を買うのに思いっきり値切りました。金額で値切ると渋いのですが、これ3つ買うから1つサービスしてね などというと結構応じてくれます。
市場には公設の公共市場と私営の市場があるようです。たまたま歩いていたら、新設の私営市場のテナントを募集していました。一月15.000P~だそうです。
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