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2005年8月27日 (土)

バブイビジネス6

その後 数年が過ぎ養豚業も順調だそうです。副業で始めたレンタルバイクとドライフイッシュの卸業もまあまあらしい。一族全員で忙しくしているようでなによりです。

訳あって搾取はあきらめましたが、たまに現地に入ればVIP待遇の歓迎を受け、特にたかられることもなく、充実した日々を過ごすことが出来るのでこれにて終了ということにしました。誕生日とクリスマスのプレゼントはいまだに続いているし、とにかく義理堅い人達ですね。

《結論》

仕事が軌道に乗ってきたら、現地にはいるべし。人任せではダメです。日本にいては話になりません。人間的には実直でよく働く人たちだったので合格でしたが、とにかく場所が悪かったです。あんな田舎では定住するのはかなり勇気がいります。場所選びも大事ですね。養豚業は日々の苦労の割りに利益が少ない仕事です。ただし副業としてなら結構いけるかもしれません。地方で他に仕事が見つからない時は、選択肢のひとつにはなるでしょう。

また、次の仕事に向けて頑張ります。

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2005年8月26日 (金)

OPM

kn1n OPMとはORIGINAL PHILIPPINES MUSICの略だそうです。簡単に言えばフィリピンで作られた音楽のことです。現地のCDショップに入ってみるとまず目に付くのは、欧米でリリースされている英語の曲。その片隅にOPMというジャンルの区分けを見かけます。いわゆる輸入物でなくフィリピンで作られたCDのことです。

OPMという言葉は、よく考えるとなんか不自然な言葉ですよね。実際、日本では日本の歌をOJMとは言わないでしょ。これはたぶん、フィリピンはハロハロ文化(歴史上いろいろな国に支配されていたので、いろいろな文化・風習が混在しています)だから音楽業界がジャンル分けのために作った言葉だと思いますよ。日本でいえば演歌みたいなジャンルのひとつになるのでしょうね。

CDショップを覗いてみるとやはり日本と同じで、若者に人気なのは断トツ欧米のCDですね。OPMはちょっとダサイと感じている若者もややいるような気がします。

OPMは一般的にタガログ語の歌と、英語の歌の両方があります。厳密に言うとビサヤ語や他の地方の歌もこれに入るんでしょうね。はじめて聞いた時は、正直言って なんかみんな同じ曲に聞こえて、暗いなあ~という印象しかなかったですね。でも聞き込んでいく内に、心の奥底まで染み渡ってくるような曲に出会ってから段々と嵌っていく自分に気が付きました。このジャンルは奥が深いのです。

もともとOPMを聴くようになったのは、タガログ語教室の先生に毎日タガログ語に接しなさい。音楽でもラジオでもいいからとにかく聴く習慣を身につけるようにとアドバイスされたのがきっかけです。

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2005年8月25日 (木)

EMS

ある日、EMSの小包が届きました。Aチャンの実家からでした。さっそく開けてみるとハッシュパピーの靴。サイズもぴったりで、しかもデザインもグット。でもこれは何のプレゼントかな?良く見るとバースデーカードが入っているではありませんか。自分でも忘れていました。涙が出るほどうれしかったです。でも日本でも高いのになあ~と少し心配。

《後日談》

気に入って毎日履いていましたが、洗濯のとき赤いソックスが多いのに気がつきました。自分では赤のソックスなんて買ったこと無いのにと調べてみたら、判明致しました。なんと靴の中敷がまさに赤色でした。本物は色落ちなんかしたかな~。(笑)

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2005年8月24日 (水)

バブイビジネス5

半年後、多少の病気やさまざまな問題もあったようですが、ブタ達は順調に生育したようです。

ただここはど田舎、マニラと違ってクリスマスや特別のイベントが無い限りブタなどめったに食べないということです。スクワッターこそいませんが、皆ぎりぎりの生活をしているということみたいです。当然、価格も低レベル。今回は頭数も多いのにそれほどの利益は出ませんでした。

1頭あたり1.000Pの利益といったところです。半年もかかってこれだからやってられないですね。

何頭かは米と交換しました。大体1頭に付き 米4袋。1袋50キロ弱だから200キロくらいかな。こちらの方がなんか得した雰囲気でした。

ここまでやってみて、結論。飼育している家族はそれなりに潤っていますが、自分はまだ無報酬です。感謝の気持ちは痛いほど伝わってきましたが、気持ちだけではメシは食えません。もっともこんなはした金を搾取しても気分が悪いので、もっと大きい気持ちで見守ることにしました。

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2005年8月23日 (火)

バブイビジネス4

やがて クリスマスシーズンが近づきました。子ブタ達はもうりっぱな大人です。体重にして90~100キロぐらいかな。そろそろお別れの時がやってきました。トラックに積み込まれる時、悲鳴のような泣き声をしたそうです。たぶんこれから先どうなるのか、察しがついているかのようですね。

最初は12匹でスタート。だいたい1匹5.000P前後で売却できました。最初なので利益はすべて次回の飼育へ回すように指示しました。問題はおばちゃんの半年分の給料を払ってしまうと利益が半分になってしまうこと。Aちゃんともよく相談し出世払い(爆)にしてもらいました。都会と違って貪欲な人達でなくてよったったと思いました。

糞尿の始末は近くの農家に引き取ってもらい、かわりに野菜や果物をもらうことにしたそうです。駆引きは結構上手なようです。

以前と変わったことといえば、ハエが異常に増えたこと。日によってはすさまじいらしいです。たまに消毒しているようですが、全く追いつかないそうです。とりあえずハエタタキを10本ほど送ってみました。(爆)

Aちゃんも仕事になると考えたのか、勝手に自分で投資してブタ小屋を拡張し25匹まで飼育可能となりました。こうなるとやや本格的です。いつの間にかスタッフも何人か増えたようです。次回には若干の配当でもでるかなと期待しつつ様子を見守ることにしました。

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2005年8月22日 (月)

バブイビジネス3

まず彼女のことを仮にAチャンとしよう。Aちゃんはいわゆるエンターテイメントで、日本は3回目のややベテランPナです。家はマニラにありますが、養豚をするところはど田舎の実家だそうです。都会では場所と臭いの問題でほとんど不可だそうです。ほんとはマニラ郊外でやった方が高値で売れるので良いとは言っていましたが、伝手も無いので今回は見送りました。

その実家は観光地として有名なある島の山奥でした。空港からバスで約2時間、四駆のバスに乗り換えて山奥に入り約1時間半で到着しました。まさにジャングルの中です。数キロ毎に集落があるといった感じのところでした。なんか途中政府軍の検問が何箇所かあり、反政府ゲリラ(NPA・アブサヤフ)がいっぱいいそうでヤバそうな雰囲気が漂っていました。日本人と気づかれない方が良いというアドバイスを事前に受けていましたたが、冗談ではなく本当だったんだと実感いたしました。コワ~(冷汗)

幸い 自分は地黒でよくPノに間違われる方なので、大丈夫・大丈夫と念じて気にしないように振る舞いました。

到着したら大勢の人々に歓迎されました。バランガイの人達かなと思ったらなんと38人の大家族でした。いくつかの離れはありますが、こんな家に(失礼)こんなに住んでいるとは驚きでした。娯楽などほとんど無いこの集落でどうやって過ごしているのかなと思いましたが、子供達はそれなりに楽しんでいるようでした。自分は子供の手なずけが上手いせいか、あっという間に人気者になり、ジャングル探検や川遊びに引っ張りだこで休む暇も無い状態でした。

携帯電話の電波が全く無い状態なのにTVは結構きれいに映っていましたね。なぜかプレステ2があり、三国志無双のゲームでは秘密アイテムのとり方を子供達に伝授してあげたら、まさにヒーロ扱いです。おかげで寝る時間もなくなりました。

すごいのはトイレです。もちろんフィリピンスタイルはすでに慣れていましたが、便器が無いのは初めてなので戸惑いました。地面が透けて丸見えの板の間に、用を足す部分に穴が開いているだけのシンプルな構造。あとはお決まりの大きなバケツとひしゃくがあるだけです。トイレに入るとなぜかニワトリがたくさん下に集まってきます。そうです。ウンチはニワトリのエサなんですね。慣れないと緊張して用も足せないですよ。いい意味では環境にやさしいトイレでもあります。

翌日、ブタ小屋の位置決めをしました。あまり近くても臭いし、遠くても大変なので、少し離れた所にある作業小屋を取り壊して作ることにしました。もちろん拡張も出来るようなスペースも木々を伐採して作ることになりました。

水利も確保し、床はコンクリートで掃除がしやすいように排水が上手くいくように設計してもらいました。臭いの主原因となる糞尿置き場も風向きを考えて設置しました。ブタの世話はAチャンのおばちゃんが責任者として面倒を見ることになり、サラリーは月2.000Pで話がまとまり、もちろんAチャンも責任を持って監督してくれるそうです。あとは工事が始まって子豚を待つばかりです。

自分がこの島を旅立つ日に工事の材料が大量に到着しました。どうやら知り合いの職人さんが作ってくれるようです。

プランとしては、子豚の仕入れ1匹800~1000P。 約4~5ヶ月で成長。エサ代はピンからキリまであるが1匹あたり成長まで2.000Pと計算。成ブタ(100キロ)1匹5.000Pぐらいで売却の予定だから利益は1匹あたり2.000P。う~んあまりおいしい仕事ではなさそう。問題はエサ代をいかに安く抑えるとここと、衛生管理。病気になってしまえば全滅もありますからね。成ブタで1日エサ3キロ、水10リッターも飲むそうだからすごいですね。成ブタになる前に売るのが一番らしい。売る時期を逃すとエサ代で利益が無くなるそうです。そして親戚のアドバイスもあり一番価格の上がるクリスマス前に出荷できるように予定を組むことにしました。

とりあえず最初は親戚の養豚場からお祝いとして子豚8匹をタダでもらうことになりました。ラッキー!

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2005年8月21日 (日)

ジプニー

n ジプニーは手軽な庶民の足であるが、大気汚染の主原因とも言われている。もうもうと吐き上げる黒煙は悩みの種でもある。

興味深い記事があったので引用するが、新エンジンが普及するにはかなりの年月がかかりそうである。

いすゞの現地法人「イスズ・フィリピンズ」(小村嘉文社長、従業員約六百五十人)がこのほど、「庶民の足」であるジプニー用の新エンジンの販売を開始した。比独特の公共交通機関、ジプニーの九割以上がいすゞの中古エンジンを使っているとみられ、大気汚染防止法に基づく排ガス規制強化の中、エアコン・ジプニーなどを中心に売り込みを図る。黒煙をまき散らし、大気汚染の象徴的存在のジプニーだが、新エンジンで汚染軽減が期待できるという。 (マニラ新聞より)

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バブイビジネス2

しばらくして、彼女から返事がありました。

親戚で養豚業をしていて、なんとか一族全員が暮らせている家があるらしい。そこでなにやらアドバイスを受けてきたようだ。養豚小屋建築費と子豚8匹そして当面のエサ代すべてで40.000Pだそうだ。う~ん日本円で約8万円か。正直自分で考えていた金額よりもはるかに低かった。彼女の家がど田舎なので当然か?隣家まで1キロほど離れているそうだ。これなら失敗しても怖くないないなという考えが頭をよぎる。よっしゃ はじめよう。

かくしてミニビジネスがスタートしたのであった。

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