PAKYAW

本日は商品の仕入れについて、少し紹介いたします。

PAKYAWとは問屋のことです。商売をやっているからには、良い問屋を探さなくてはなりません。一番多く集中しているのがマニラのTONDO周辺です。DIVISORIAと呼ばれている地域には数百から数千の問屋があります。食料品・雑貨・衣料品・家電製品など様々な問屋が集中しています。
したがって仕入れはここまで行かなければなりません。ケソン州からだと深夜に車で飛ばして片道3時間ほどかかります。だいたい夜中の3時頃に出発し、6時ごろにディビソリアに到着します。
このあたりは夜明けとともに開店しますので、6時はもうお客さんでいっぱいです。デパートのような大きなビルには、2坪ほどの問屋がひしめき合っています。その中から自分の店に合った問屋を探すわけです。かなり時間がかかりますが、これはかなり面白いですよ。
問屋は星の数ほどありますから、手間をかければ面白いお店も発見できます。

購入するには駆引きが必要です。問屋だからといって決して言い値で買ってはいけないのです。ねばり強く交渉すると、不思議なことに必ず安くなります。その前にいろいろな店を覗いていると、大体値段もわかりますので交渉もしやすくなります。

ただこの地域は粗悪品も氾濫しているので、しっかりとした目で商品を確認しないと痛い目をみることもあります。特に衣料品は、縫製が良くないと話しになりませんので注意が必要です。
どこの問屋の店主もほとんど中国系です。彼らの商売はフィリピン人以上にうまいですね。
ビルの中にこのような小さなお店がたくさん入っています。
これは腕時計専門の問屋です。1つＰ30くらいからあります。
衣料品を扱う問屋も多いですね。価格もそうですが縫製も要チェックです。
ここは包装紙・パッケージ専門の問屋です。もうすでにクリスマス用の包装紙ばかりです。

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