開店当日

開店当日は6時前にたたき起こされました。前日かなり遅くまで、スタッフ総出で商品展示や値段付けなどをしていたので寝不足のはずなのですが、スタッフ全員結構気合が入っています。
  お揃いのスタッフＴシャツを着ようとしたら、ゼネラルマネージャーはバロンタガログの方が良いと言うことで、急遽礼装に着替えることになりました。自分用のは事前にオーダーしておいてくれたのです。注文した時にテーラーの店員は目視だけで特に採寸もなかったのです。こんなんでオーダーできるのかと心配でした。ＸＬサイズだよ。大きめに作ってね。としつこく念を押しておいたので安心していたのですが、不安は見事に的中しました。
現物はやや小さめに見えます。特にアンダーウェアの方が小さいのです。
バロンタガログはパイナップルの繊維で出来たフィリピンの礼装用の襟付き男性用シャツです。前開きかと思っていたらこれがかぶりのシャツなんですね。アンダーウェアとの2枚重ねになっています。
生地が全く伸びない繊維なので、サイズに余裕がないと腕が通らないのです。特にアンダーウエアを着るのが一苦労でした。身幅はあるのですが、肩幅がフィリピンサイズなのです。悪戦苦闘の上、なんとか破かずに着ることができました。
本体のバロンタガログは余裕のサイズ、どうやらアンダーウェアだけサイズ違いしたようですね。事前に試着しておけばよかったと猛反省！

バロンタガログで悪戦苦闘しているうちに、開店パレードのバイク部隊が到着。総数30台です。爆音を撒き散らしているので、まるで暴走族の集団にしか見えません。（泣）
バイク要員もすべてスタッフＴシャツに着替えて、大きな店名入り風船でバイクを装飾。
先頭のバイクの後ろに乗ってパレードの出発です。小さな街なので目立つこと目立つこと。バイクからチラシの入ったキャンデーを撒きながら、街中を走り回りました。キャンディは特に好評で、子供達が群がって大変でした。用意した300袋はわずか10分足らずでお終い。子供達があとからあとから追いかけてきて、大変な騒ぎでした。事故にならなくて一安心でした。

30分ほどでパレードは終わり、今度は店のテープカットです。PASTORAと呼ばれる女性の牧師さんが店頭で聖書を朗読、ロウソクを全員でともして、御祓いの様な儀式をおこなった後、自分がテープカットいたしました。

スタッフ全員の企画による手作りのオープニングセレモニーでしたが、生涯忘れないようないいオープニングだったと思います。

店内は狭いですが、かなりの数のアイテムが揃っています。

ちなみに初日の来客は120人前後で、総売上はＰ9.875でした。

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