バクラちゃん
バクラ(おかま)ちゃんはフィリピンではかなり多く見かけます。多く生息している所は、美容院・床屋・ライブバンドなどなど、夜の街角にもいますね。種類的には、見た目が女性そのものと、男性のまんまの2タイプかな。
いずれにしてもバクラちゃんはエンターテーナーです。しゃべりも上手いし、人を笑わせるテクニックは最高ですね。結構収入があったりして、それなりの生活をしている人も多いようです。
私のいるケソン州の小さな街でもよくみかけます。我が店舗のすぐ近くに出来た美容室は全員バクラちゃんです。身長が180㎝くらいはあるものすご~いバクラちゃんもいますよ。
自分のお店の客層は若い女の子がほとんどなのですが、それに混じってバクラちゃんも結構訪れます。彼ら(彼女ら)がくると、店のスタッフの笑い声が一段と高くなるのですぐにわかります。
彼はお得意さんのバクラ君の一人です。イナといいます。本名だというのですが、名前からして男っぽくないですよね。
彼の仕事は歯科技工士です。かなり腕がいいらしくて忙しいようです。ライブバンド好きで、店に来るたびに一緒に行こうと誘われます。
たまたま店のスタッフ達とライブバンドに行く予定があったので、彼も誘いました。フィリピン人にしては珍しく約束時間の5分前に現れましたね。 なんと彼女と一緒ではありませんか。しかもなんかラブラブの様子。う~ん 奴は両刀使いだったんだなあと感心することしきりです。
ライブバンドはこの田舎では唯一の娯楽でしょうか?マニラ界隈と違ってお姉さんたちのいるお店は少ないのです。ですから若い男女が気軽に遊ぶのはライブバンドあたりということになります。そんなわけでいつ行っても深夜おそくまで賑わっていますよ。
スタッフ達はとにかく歌好きです。同行した姪っ娘は、まだ15歳なのに地元のコンテストで準優勝した腕前です。気が付いたら姪がバンドのメンバーの中に入って歌っていました。私はチップをつけてガンガンとOPMをリクエストしてしまいました。普段は英語曲ばかりのバンドなんですが、今晩だけはタガログ語曲のオンパレードです。いや~チップの力はすごいものがありますね。
ボーイの話だとバンドはかつて日本に何回も行ったことがあるそうです。日本語で話しかけてくるかなあと期待してたんですけど、私が日本人だと全く気付いてくれなかったようです。(笑)
バクラ君はというと、踊ってばかりでジモピーのグアポ達にやたら誘いを掛けていました。さすがナンパ師ですね。やることが早いです。
上の写真左側のバクラ君の彼女とも話してみたのですが、声がなんかやけに低いのです。もしやと思って聞いてみたらビンゴでした。彼女も改良後のバクラちゃんだったのです。(笑)
結局ふたりで必死に獲物探しをしていたようですが、果たして素敵な彼氏が見つかったのでしょうか?途中で別の店に行くねと言っていなくなってしまいました。
明け方近くに、帰りました。スタッフ全員踊り疲れて完全燃焼したようです。翌日のお店では皆アクビばかりだったのは、言うまでもありません。
ブログランキングに参加していますので、よろしかったらワンクリックお願いします!
いつもながら順位が低迷していますので、ポチッと1日1クリックのご協力をよろしくお願いいたします。↓
| 固定リンク
コメント
その昔ナヨン ピイピーノの対面のガッチャリアン・プロモーションにお邪魔した時の話。
ラクダ色のワンピースから毛むくじゃらの足をさら出し黒いバンドでウェストラインを強調したダンスのバクラ先生にシェイクバリバリダンスの手解きを受けた。知人は何を思ったか背後から両手で浣腸したら逃回っていた。聞く所によるとワランペラなのでティティがカット出来ないとかでもプソはフィリピーナだと言う? でもその足が気持ち悪くてとても同情する気が起きない!!
投稿: Nido | 2006年10月22日 (日) 17時22分
http://www.admars.co.jp/tgs/s_020504Poster.jpg
マーティンのコンサートでの事
時折、会場では応援の奇声(ワンオクターブ下がった)がハモっていた?
恐るべき六本木のバクラ集団!(笑)
早、もう4年も経つんですねぇ~。
投稿: Nido | 2006年10月23日 (月) 00時52分
Nidoさん まいど♪
最近バクラ見かけなくなりましたね。タレントと同じで絶滅寸前かな?
投稿: divi | 2006年10月24日 (火) 00時01分