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2012年3月23日 (金)

フィリピン国鉄 その3

Pnrroutemap_th

今回はフィリピン国鉄(Philippine National Railways)南方線について書いてみます。

南方線はマニラからアルバイ州レガスピまでの474キロを結ぶローカル線で、ビコールエキスプレスと呼ばれています。

開業は1938年ですが、その後の道路網の整備や長距離バスに乗客を奪われ赤字経営になってしまいました。資金不足のため軌道修理や車両整備などがろくに行えず、衰退の一途をたどります。

Accident

そんな劣悪な環境での列車運行では脱線事故は絶えず、2004年11月12日にケソン州で夜行列車が転覆するという甚大な事故を起こしてしまったのです。

原因は軌道路盤不良とも線路の盗難とも言われていますが、多くの死傷者を出す大事故になってしまいました。

その後しばらく完全運休になり、翌年の2005年5月にどうにか運行再開しました。そして2006年にビコール地域を襲った台風ミレニオとレミンの影響で多くの鉄橋が流失、路盤も崩壊するなど各地で線路が寸断されまたもや完全運休。

Dsc02728

その後は駅舎・線路などは荒れ放題。これはもう復活はありえないなと思っていたのですが、アキノ大統領がPNRのラグラギオ総裁に対してビコールエキスプレスの早期運行再開を指示、軌道修理に18億ペソの予算も付きました。

そして2011年6月29日 5年ぶりにTutuban(マニラ)~Naga間が復旧。現在はTutuban~Ligao間 445.5キロが開通しています。

次回はフィリピン国鉄南方線を走る夜行列車について紹介します。



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