第2弾です。
第1弾では失敗する例をあげましたが、今回はそこそこやって行く秘訣をいくつか紹介します。
ただ現在日本でも厳しい状況が続いている中、外国であるフィリピンで成功する確率はそうとう低いと思います。
これからフィリピンで事業を始めようと思っている方は 正直言ってやめた方がいいです。
日本人が事業をはじめても破たんする確率の方がはるかに大きいです。
実際 日本で大成功している方でも結構むずかしいと言っていますから、そういう経験の無い方には到底無理だと思います。
もし趣味で始めるスモールビジネスなら、失敗してもたかがしれてますし、そこそこうまく行く場合があります。
それを商っている現地の方も生活がかかっているので最初は必死に頑張ります。
ただこれも失敗したら終わりと最初から決めておかないといけません。
追加資金を投入していくと、結局ズルズルとお金だけ引っ張られるはめになりますよ。
結論的には
日本で稼いでフィリピンで消費するのが、日本人にとっては一番の理想だと思いますよ。
それでも あえてチャレンジするなら 苦労をして勉強しなくてはいけません。
★あなたはタガログ語を話せますか?
★あなたは英語を話せますか?
出来ないのなら 即刻あきらめたほうがいいですよ。
★ピーナちゃんの口車に乗せられていませんか?
★事業を他人任せにしていませんか?
該当しているなら即刻やめたほうがいいです。
自分自身でやるならどうにかなる場合もあるけど、もし他人まかせなら100%確実に失敗します。
では どうしたらそこそこやっていけるかですね。
①自分で事業をおこさない
日本人がフィリピンで事業を興すにはリスクが高すぎます。フィリピン人なら平気な事でも、日本人となると平気でない場合が多いです。
かなり多方面にコネがあり、しっかりとしたサポート役がいて資金も潤沢なら話は別ですけどね。
ですから思い切って現地採用を狙いましょう。
奥さんがフィリピン人の方なら なんらかのコネがあると思います。
チャンスを掴むにはそれなりの努力と縁が必要かもしれません。
ぶっちゃけた話、自分の場合はこれです。
いわゆる雇われ者です。とりあえず首にならない限り安泰ですね。
ちなみに私は出資してヒラの役員になっています。
ただし給料は安いですよ。まるでボランティアぐらいの感覚です。
おおざっぱに言って日本で貰っている給料の1/10くらいです。(笑
会社の運営は親会社と親会社から派遣されたフィリピン人のボスが取り仕切っています。
自分は非常勤の役員という形ですが、フィリピンに行けば主に農園管理の仕事に付いています。
親会社が造園業なので日本人でないと出来ない仕事もたくさんあります。
②小さいビジネスを複数持つ
給料だけでは今のところぎりぎりの生活しかできません。
自分としては副収入が必要です。
それには簡単なビジネスを始めるのがいいです。
と言っても何でもいいわけではありません。手堅くできて赤字にならないものを探さなくてはいけません。
よくサリサリなんかは定番ですが、ツケ売りやフィリピンの家族達の商品の自己消費などがあると黒字にはなりにくいです。
小銭を稼げると人気なのは、ブランド品の個人ネット販売です。売り先は日本です。ヤフオクやバイマなどを利用するのが簡単かもしれません。
これはフィリピン在住の方が良くやっていますね。
商品的にはフィリピンにある有名海外ブランド品が中心です。
自分としてはある程度興味はありましたが、なんか精神的に疲れそうな気がしてやってはいません。
ただ最近フィリピン産の物でも比較的良いものが出来始めているので、これからは少し視野にいれないといけないかもしれません。
それはフィリピン国内向けではなく、海外に輸出するために作られたものです。
ケソン州だとココナッツソープなどが知られています。パッケージ仕様も海外用に高級感のあるものに変更されています。
ソープもむき出しで箱に入っていません。一つ一つラミネートされています。
他に探せばいくらでもありそうですね。
これからはフィリピンで増えつつある中流家庭をターゲットにした商売がいいかと思いますよ。
親会社は今 健康食品を中流・上流家庭に売り込むビジネスを模索中です。
結局 一番いいのは黒字になりそうなスモールビジネスを複数持つことです。
しょぼい商売も いくつかあれば それなりの収入になるということですね。
資金もそれほどいらないし、失敗したらすぐにやめられるという利点があります。ズルズルと続けて赤字が増えないのがいいです。
管理もそれほど難しくないため そこそこうまくいく場合が多いです。
うちの場合は親会社にいる弁護士兼経営アドバイザーの情報を利用しています。
銀行のアドバイスもあるので信頼度も高いです。
フィリピンで何をやるにしても日本人が前面に出てしまうとうまくいかなくなる事例が多いです。
ですから表向きはフィリピンの会社で運営して、自分が細かい指図をするという形をとっています。
出来る限り日本人は陰に隠れていないとやりずらいと思います。
今やっているのは、パレンケの中の店舗運営・魚の養殖・中国野菜の生産・花屋(ブライダル用の生花)などなどです。今年の前半まではカラオケレストランの委託運営もまかされてました。
まあ ほとんど自分の属している会社の関連事業のようなものです。
利益が少なくても黒字さえ維持できていれば、数が増えれば増えるほど収入も大きくなりますよ。
ひとつの事業を大きくするのもいいことですが、ここフィリピンでは難しいかもしれません。
それはなぜかというと外国人である日本人が運営していると、必ず厄介ごとがおきるからです。特に売り上げが上がってくると、搾取しようとするフィリピン人達が群がってきます。
以前やっていたギフトショップがそうでした。売り上げがかなり良くなってきたら、いきなり店舗の大家さんから家賃倍額の値上げ要求。
その他 色々なバカなフィリピン人達のタカリとネタミ・営業妨害などで結局廃業してしまいました。
そういう意味では、そこそこの小さな事業を複数持つというのは良い選択肢のひとつだと思います。
フィリピンで事業をするには多くの苦労とストレスが溜まることは事実ですが、それでもフィリピンを選択してしまった人には他に逃げ場がありません。
人のアドバイスは参考程度にして、自分自身で経験値を積んでいくことをおすすめしたいと思います。
日々勉強になるとは思いますが、皆様も頑張って下さいね。
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