フィリピンでは恐喝・暴行も警察の仕事
相次ぐフィリピン警察の不祥事ですが、また新聞に出ていましたね。
フィリピンではこの類の事件は決して無くなることはないでしょう。
被害に遭わないように自己防衛するしかないようですね。
少し前進したのは、このような事件が公になって、警察官が処分されるようになったことぐらいでしょうか。
見せしめの部分もあるのでしょうが、まだまだ闇に葬られてしまう不祥事も多いようです。
警官8人停職
首都圏警察パサイ署、男性を恐喝、暴行したとして、第3分署の署長と警官7人を停職処分
首都圏警察パサイ署は5日、オートバイに乗っていた男性(33)を恐喝し、現金7千ペソなどを奪った上、暴行を加えたとして、同署第3分署の署長と警官7人を停職処分にした。パサイ署第10分署でも10月下旬に勤務時間中に寝ていたとして警官5人が停職処分になっている。
パサイ署によると、処分された警官7人は初級巡査部長1人、3級巡査1人、初級巡査5人。同日、恐喝、傷害、違法逮捕の容疑でパサイ市検察局に送検された。パサイ署は7人を解任する方針。
調べによると、男性は10月10日午後11時ごろ、パサイ市エストレラ通りをオートバイで走行中、数人の警官に停止を命じられた。男性は「必要な登録証明書を持っていない」など警官に言い掛かりを付けられた上、パサイ市ヒルプヤット通り沿いの第3分署に連行された。
男性は、同署で警官7人から現金やオートバイ、携帯電話、腕時計などを奪われた後、釈放されたが、初級巡査1人からオートバイを返して欲しければ、1万ペソを用意するよう要求された。
釈放後、男性は民放テレビ局ABC5(チャンネル5)に駆け込み、警官から恐喝された事情を説明、協力を要請。男性はテレビクルーと共に3日、第3分署にオートバイの返還を申し出たところ、再度1万ペソを警官に強要された。テレビクルーがこの現場を撮影、同日、パサイ署に提供し、事件が明るみに出た。
テレビクルーが男性に付けたマイクに気付いた警官は、第3分署の密室内で男性に暴行を加えたという。
パサイ署は、分署長ら8人の停職処分を受け、第3分署に別の警官を配属した。パサイ署によると、同市内には警官420人が配属されている。
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