鉄道マニアである自分にとっては台湾は魅力的な国です。
懐かしの蒸気機関車から最先端の新幹線まで、日本と台湾はその歴史や経済、文化のさまざまの場面で時代を超え、深いつながりを持っています。
例えば最新鋭の新幹線は日本の技術をそっくり受け継いでいます。
また最近、動態保存で復活運転を始めた蒸気機関車もその多くが日本からかつて運ばれたものです。
そんなわけで、先日 台湾に行った際に彰化機務段扇形庫に行ってきました。
簡単にいうと昔 国鉄に蒸気機関車が走っていた頃、各地にあった機関区のことです。
扇型の機関庫とターンテーブルがある光景はご存じですか?
かつてはこんな光景が鉄道の要所要所で見られました。
今でも現存する機関区はあります。
京都駅から少し離れた所にある梅小路機関区です。
動態保存の蒸気機関車なとが見られる鉄道博物館になっています。
さて 彰化までは台北から新幹線で台中まで行きます。
そして台中駅に接続する西部幹線の新駅である新烏日駅から各駅停車に乗り換えて二つ目です。
台中駅に新しくできた乗り換え用のコンコースには、鉄道マニアの店も何軒かオープンしたので必見ですよ。
このお店は鉄ちゃんなら絶対にのぞいたほうがいいですよ。
鉄道関連グッズがたくさんあり、お土産にもいいかもしれませんね。
自分はここで台湾の昔の硬券切符を大人買いしてしまいました。(笑
このほかにペーパークラフトの鉄道模型を売っているお店もありましたよ。
彰化駅です。ここの観光案内所で付近の観光案内図ももらえます。
彰化駅を降りたら、駅を背にして大通りを左側に進みます。
途中から小道を左側に入り線路沿いをしばらく進みます。
こんな道です。途中ガンガンと西部幹線の電車が通過していきます。
たまたま出くわしたTEMU1000系の自強号。
台湾で2007年から運行を始めた日立製作所製の振子式電車です。
JR九州の885系をベースにした車両で、4両ユニットを2組連結した8両固定編成です。
特徴は乗り心地を重視したリクライニングシートです。
10分ほど歩くと線路の反対側に機関庫らしい建物が見えてきます。
線路の反対側に渡るのには、この歩行者用の地下道を使います。
この地下道をくぐれば彰化機務段扇形庫の入口に付きます。
日本人観光客は見学の際にはパスポートの提示が必要になりますので、お忘れの無いように。
機関区の様子は次回に続きます。
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