叱られることに慣れていないフィリピン人
ここには指名娘がいるのですが、自分の遊び方を理解してくれているので、リラックスして時間が過ごせる唯一のお店です。
他店の娘ではありがちな営業メールや営業コールなど一切ないのも気にいっています。
また週に何回か外部からショータイム専用のシンガーが来て生ライブが聴けるのもなかなか良いです。
先日行った時にスタッフがやけに忙しそうなのに気づきました。
そういえば若いピーノのスタッフを見かけません。
割と愛想のいい奴だったのですが・・・・・・
聞いてみるとその前の日にフィリピン人のママさんに仕事上の事できつく叱られたのだそうです。
それ以来、携帯も音信不通、所在もわからないのだそうです。
まあ2~3日したらひょっこり出社してくるんじゃないかというのがお店の女の子達の意見なんですがね。
果たしてどうなるのか?
これはフィリピン人全般に言えることですね。
ちょっときつく叱るだけで、ほとんどのフィリピン人はおかしくなります。
日本で言えば、お子様レベルなのですが、フィリピンでは当たり前で通っています。
プライトが高いと言う人もいますが、実はこれはプライドとは別物と考えた方がいいですね。
元々フィリピン人は子供のころから叱られずに甘やかされて育っています。
親も当然そういう教育を受けてきています。
両親ともに海外の生活経験があれば、多少は違うと思いますが、現地のみで生活している家庭ではそれが標準ですね。
ですから叱られることに全く慣れていません。
日本人のように大人しく聞き流すことも出来ません。
信じられないくらい打たれ強くないのです。
ですからすぐに刃物を持ち出したり、拳銃をぶっぱなしたりする訳ですね。
そして精神が落ち着くまで数日間もかかります。
自分自身も一度やられそうになったことがあります。
現地で農園をやっていた時ですが、収穫時に手配していたトラックがいつまで待っても来なかったことがあります。
収穫はすでに済んであとはトラックに積み込むばかりだったのですが全然来ません。
携帯で連絡してもオフラインで全然繋がらず、他を急遽手配しても間に合わずトラック1台分の収穫物をだめにしたことがあります。
この時ばかりはさすがに怒りましたね。
でも相手はすべて言い訳ばかり。話を聞くと悪いのはすべて他人。
自分には過失が無く、他人のせいでこうなったと言い張ります。
その挙句、こんな事で文句を言うお前が悪いというような口調。
最後まで自分は全く悪くないと言い張ったので、こちらも一瞬強い殺意を感じましたね。
謝罪・誠意という概念も言葉もここフィリピンには無いとこの時に悟りました。
そしたら何を考えたのか謝るどころかボロ(フィリピンの刀)でいきなり襲いかかってきました。
まあ この時は運よく想定内だったので、応戦出来て怪我も無かったのですが、不意打ちをされたら死んでいたかもしれません。
まあフィリピンはそんな輩ばかりですから、頭に切り替えスイッチが無いとやっていられませんね。
ストレスが溜まるばかりでした。
そんなわけで、飛び出してしまって行方不明のピーノ君。
戻ってくるかこないかお店のピーナちゃん達の関心の的であります。
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コメント
自分の非を認めるのは被植民地では職だけでなく食を失うのは世界で当たり前。
こんな事を知らず海外生活を夢見る日本人が多過ぎると感じます。
投稿: でぶ熊 | 2014年9月13日 (土) 18時36分