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2016年5月22日 (日)

Pahiyas Festival (収穫祭) その4

Pahiyas Festivalの続きです。

夜になると収穫物で飾り付けされた家々がライトアップされます。

ライトアップは5/14日くらいからで5/15はすべての家々がライトアップされます。

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ライトアップが始まると人出も最高潮に達します。

普段は人通りの少ない街なんですが、人口の何十倍もの観光客が押し寄せます。

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わずか2日間のライトアップですが、フィリピンの高い電気代だと負担も大きそうですね。

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通りは真夜中まで凄い人出で歩くのも容易じゃありません。

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次回に続きます。


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2016年5月15日 (日)

Pahiyas Festival (収穫祭) その3

Pahiyas Festivalの続きです。

これはスペイン出身の農夫でありまた聖人であったSan Isidro Labradorを称えるフィエスタです。

ケソン州のLucbanやSariayaなとで5/15に行われています。

Lucbanでは、指定されたルート上の家々はすべて花や野菜などの収穫物なとで飾り付けが行われます。

大体5/8ごろから飾り付けが始まって、完成するのは前夜祭がある5/14の夕方くらいでしょうか。

といってもフィリピンですから5/14に徹夜で飾り付けて5/15の朝までにはなんとか間に合わせる家もあります。

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最初は家を飾りつける飾り物の制作から始まります。
家一軒でかなりの量を作らなくてはなりません。

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この家は米作の農家です。水田から稲穂を大量にとってきて家を飾り付けます。

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この家は代々コンテストで優勝してきた名門です。

フィリピン料理のレストランです。

足場をかけて徹夜で設営してました。

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4階建てのビルをすべて装飾します。資産家でないと出来ないですね。

といってもこのPahiyasは毎年5/15に行われますが、家々を装飾するルートは毎年変わりますので、およそ5~6年に一度の当番になります。

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完成すると街中がこんな雰囲気になります。

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ここはココナッツの農家です。ココナッツでだらけですね。

京都の祇園祭のように5/15当日は家々を開放してます。

誰でも気軽に知らない家でも上がることができます。

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ここも稲作の農家です。いつも上位入賞してます。

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そして5/15の当日 ゲストの審査員が歩いて回って、素敵な飾り付けの家は懸賞金がもらえる仕組みになっています。

賞金はランクによっていろいろですが、最高賞は10万ペソだったと思います。

ですから少ない予算で飾り付けしても、アイデアとセンス次第ではお金が手に入る場合もあります。

ただLucbanの人々はこのお祭りのために、1年間働いているような人々も多いので、結構飾り付けにはお金をかけているようですね。

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当日は国内メディアも毎年中継に来ます。

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これは海外から取材に来たメディアです。

次回は夜の写真を紹介します。

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2016年5月12日 (木)

Pahiyas Festival (収穫祭) その2

Pahiyas Festivalの続きです。

5/14にはもうひとつFarmers Festivalという祭りも開催されます。

内容は比較的地味なものが多いです。

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これは脱穀競争みたいなイベントです。

一番最初に完成したチームには現金の懸賞金が出るというものです。

結構みんな必死に頑張っていましたよ。

やっぱりフィリピンでは現金のエサをぶらさげないと頑張らないようです(笑

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2016年5月10日 (火)

Pahiyas Festival (収穫祭) その1

5月に開催されるフィエスタ(祭礼)の中で、Pahiyasと呼ばれるものがあります。

これはスペイン出身の農夫でありまた聖人であったSan Isidro Labradorを称えるフィエスタです。

街中の家々を花や野菜などの収穫物で飾り付けることから収穫祭の意味合いが強いと思われます。

同じような祭礼はフィリピン全土でもあると思いますが、ルソン島ではケソン州が有名です。

特にLucbanとSariayaで行われるPahiyasは盛大です。

LucbanのPahiyasは農園の仕事をしていた時に毎年参加していたのですが、これは見に行く価値はあると思います。

フィエスタのスケジュール表は、市庁舎でもらうことが出来ます。

ただしタイムスケジュールはフィリピンですからとてもおおざっぱです。

5/15がフィナーレで祭礼自体は5/8くらいから始まります。

最初はスポーツイベントやコンサートが中心です。

約一週間かけて徐々に盛り上がっていきます。

5/15の様子は朝のTV番組でも毎年中継されていますので、見た方も多いと思います。

まず最初の大きなお祭りはLanggonisa Festivalです。これは前日の5/14に行われます。

ロンガニーサと呼ばれるソーセージはLucbanの名産品です。

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これがLucbanのロンガニーサ。腸詰のソーセージです。
他の地域のものとは味が違うと言われています。

これを街のメインストリートに1キロに渡ってつなげるイベントです。

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スタート地点は市庁舎前の広場から、メインストリートへとロンガニーサを並べる竹のレールが続きます。

笹の葉っぱが敷かれロンガニーサが汚れないように工夫されてます。

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延々と竹のレールが続きます。

総延長約1キロメートル。2列あるので総延長は2キロメートルということになります。

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終点はこの先端の途切れている所です。

歩くと10分近くかかりますね。

早朝からこの竹のレールが敷かれ、イベント開始とともにロンガニーサが作られ順次並べられていきます。

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ロンガニーサは何か所か作られた作業台で作られます。

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見物人も徐々に増えていきます。

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開始1時間ほどでかなりの長さになりました。

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雨が降ってきたので急ピッチでロンガニーサ作りが行われます。

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こんな感じでどんどんと長くなっていきます。

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ついに1キロの長さのロンガニーサ完成間近です。

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あともうちょっとですね。ここまで開始から約3時間くらいです。

このころになると人出は最高潮。

みんなビニール袋やかごを持ってきてます。

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ここが1キロ先の終点です。すべてがつながった瞬間です。

めでたし、めでたしです。

そのあとセレモニー終了後、合図の放送後にロンガニーサお持ち帰りタイムとなります。

これだけあるのでさすがに持ち帰れない人はいないのですが、強者はかごいっぱいにお持ち帰りしてます。

たぶん祭りのあと1週間くらいはロンガニーサばかり食べることになるんでしょうね。

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2016年5月 8日 (日)

Fiesta(祭礼)

5月はフィリピン各地でフィエスタ(祭礼)の多い時期です。

5月前後は収穫期に当たるので収穫祭なども多く開催されています。

フィリピン各地で行われているのは、Flores de MayoまたはSantacruzanと呼ばれるフラワーフェスティバルです。

聖母マリアへ様に尊敬の気持ちを込めて行われる花祭りです。

男女がペアになりドレスアップして街中をパレードするのが一般的です。

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これらの写真はケソン州の某田舎町で開催されたものです。

また鼓笛隊が出たり地域によってさまざまなイベントがあります。

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鼓笛隊やバトンガールはフィエスタのパレードの定番ですね。

結構衣装などにお金をかける地域もあるようです。

次回は収穫祭について少し書いてみようと思います。

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