Pahiyas Festival (収穫祭) その1
5月に開催されるフィエスタ(祭礼)の中で、Pahiyasと呼ばれるものがあります。
これはスペイン出身の農夫でありまた聖人であったSan Isidro Labradorを称えるフィエスタです。
街中の家々を花や野菜などの収穫物で飾り付けることから収穫祭の意味合いが強いと思われます。
同じような祭礼はフィリピン全土でもあると思いますが、ルソン島ではケソン州が有名です。
特にLucbanとSariayaで行われるPahiyasは盛大です。
LucbanのPahiyasは農園の仕事をしていた時に毎年参加していたのですが、これは見に行く価値はあると思います。
フィエスタのスケジュール表は、市庁舎でもらうことが出来ます。
ただしタイムスケジュールはフィリピンですからとてもおおざっぱです。
5/15がフィナーレで祭礼自体は5/8くらいから始まります。
最初はスポーツイベントやコンサートが中心です。
約一週間かけて徐々に盛り上がっていきます。
5/15の様子は朝のTV番組でも毎年中継されていますので、見た方も多いと思います。
まず最初の大きなお祭りはLanggonisa Festivalです。これは前日の5/14に行われます。
ロンガニーサと呼ばれるソーセージはLucbanの名産品です。
これがLucbanのロンガニーサ。腸詰のソーセージです。
他の地域のものとは味が違うと言われています。
これを街のメインストリートに1キロに渡ってつなげるイベントです。
スタート地点は市庁舎前の広場から、メインストリートへとロンガニーサを並べる竹のレールが続きます。
笹の葉っぱが敷かれロンガニーサが汚れないように工夫されてます。
総延長約1キロメートル。2列あるので総延長は2キロメートルということになります。
終点はこの先端の途切れている所です。
歩くと10分近くかかりますね。
早朝からこの竹のレールが敷かれ、イベント開始とともにロンガニーサが作られ順次並べられていきます。
あともうちょっとですね。ここまで開始から約3時間くらいです。
このころになると人出は最高潮。
みんなビニール袋やかごを持ってきてます。
めでたし、めでたしです。
そのあとセレモニー終了後、合図の放送後にロンガニーサお持ち帰りタイムとなります。
これだけあるのでさすがに持ち帰れない人はいないのですが、強者はかごいっぱいにお持ち帰りしてます。
たぶん祭りのあと1週間くらいはロンガニーサばかり食べることになるんでしょうね。
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