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2019年6月18日 (火)

マニラの空港はまだ危ない

 

しばらくフィリピンには行っていませんが、いまだに空港職員による『現金クレクレ事件』があるみたいですね。

たぶん自分が頻繁に渡比していた2000年から2010年くらいまでが、空港職員による悪さが頻発していた時期なんではないでしょうか。

確かこの時期は世界の空港ワーストのトップクラスにランクインしていたと思います。

当時は飛行機から降りて空港を無事に出るまでが、一苦労でしたよ。

日本人を見つけると何かと難癖付けて、最終的にはキモチ・キモチ(おカネのこと)と言って、お金をせびる空港職員がたくさんいました。

 

★入国審査の前では、入れ墨チェックと称して別室へ連れていかれたこと多数。

★イミグレでは入国スタンプの寸止め(押さずに後で難癖付けをつける)

★トイレではチップくれくれ清掃員。

★最後の荷物検査では中を延々と調べてキモチ・キモチ(チップくれ)

★検査が終わると警官が近寄ってきて、携帯使うか 1回1.000円ダケ

★出口前ではタクシー・レンタカーのしつこい勧誘。

★空港を出れば怪しい人達(超多数)の餌食に

 

これだけ強烈な洗礼を受けるマニラ空港はとにかく凄いインパクトがありましたね。

そして空港出口付近では、タレントを追いかけて必死に渡比したのに、迎えに来なくて途方にくれる日本人を何人見たことか。

マニラ空港だけで、いくつもの人生ドラマが見れるようで面白かったです。

 

最近見たニュースはこれです。

 

マニラ空港第2ターミナルから香港へ行く中国人旅行客がこのほど、運輸省の職員に金を抜き取られる事件がありました。被害者のジャッキー・フリーマン・ユエンさんがフェイスブックへの投稿で明らかになりました。 ユエンさんと友人は出国時の安全検査で、輸送安全課の職員から手持ちのバッグをX線に通すように言われて、渡したところ、職員はバッグの中に両手を突っ込み、数分間中身を物色したそうです。バッグには、一緒に旅行する友人の財布が入っていました。その後、職員はユエンさんらに2千香港ドル(1万3254ペソ相当)を渡すよう要求。断ると1千香港ドルを抜き取ったという事件です。

ユエンさんは「別の連れに弁護士がいる。空港側に訴える」と伝えたところ、計4千香港ドルを返却した。「まさかそんなに取っていたとは」とユエンさん。同空港ではユエンさんの別の友人も同様の経験をしたということです。

投稿を受けて、空港側はただちに調査を開始、ビリャリノという職員が名乗り出たとして解雇したそうです。

 

 

最近は中国人もターゲットなんですね。今も昔も相変わらずです。

ただ空港側が調査して、職員が解雇されるというのは、少し前進ですね。

皆様もマニラの空港では、十分にお気を付けください。

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老婆心ながら悪いピーナちゃんにもお気を付けください。

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