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2019年7月 1日 (月)

フィリピンの汚職の現実

 

フィリピンの役人・政治家の汚職は昔から有名ではありますが、現実はかなりひどいと思われます。

フィリピンはお金さえ払えば何とでもなってしまうお国柄なので、汚職撲滅はほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

かつてフィリピンに滞在していた時、地元の警察署長や市長、州の議員など、凄い豪邸に住んでいて優雅な生活をしていました。もらっている給料だけではとてもこんな生活は出来ないはずなのに、どんな裏稼業をやっているかと不思議に思っていました。

 

先日のニュースをみて、なるほどと納得が出来ました。

ニュースの内容は以下の通り。

 

 

ドゥテルテ大統領は6/12、ミンダナオ島カガヤンデオロでの演説で、就任後発覚した数々の汚職問題を挙げて「もう働く情熱を失った。大統領に出馬したこと自体を悔やんでいる」と珍しく愚痴をこぼしました。
大統領は汚職の中でも首都圏の観光施設ナヨン・ピリピーノの財団幹部が公有地を中国のカジノ運営会社に入札なしで貸し出す契約を結んだことや、国軍病院幹部が架空注文で私服を肥やしていたことなどを挙げ、「誰が腹を立てずにいられるか」とあらためて怒りを露わにしました。

政府のさまざまなプロジェクト予算の3割が「市長やバランガイ(最小行政区)議長らに流れる」とも嘆いていました。

大統領は娘でダバオ市長のサラ・カルピオ氏に「次期大統領選に出馬するな」と繰り返し助言していますが、その理由についても汚職蔓延を挙げ「サラも(汚職問題で)制御不能に陥る。誰も彼女の言うことを聞かないだろう」と述べました。

 

 

しかし政府予算のなんと3割が賄賂として・市長・議長らに流れるとは凄い話ですね。

ある程度想定内ではありますが、さすがにビックリしました。

フィリピンで政治家になったら 絶対にやめられないですよね。

おいしすぎます。

まじめな政治家は少ないんでしょうね。

以前のアロヨ大統領なんかは、私腹を肥やすことに一生懸命だったのは、見ていて自分でもよくわかりました。

180ヵ国の汚職度の調査をした結果だとフィリピンは111位。世界レベルではそんなに悪くはなさそうですね。

東南アジアではカンボジアが161位。最下位の180位はソマリアだそうです。ソマリアは国家として機能していないレベルだそうです。

麻薬撲滅・汚職撲滅をかかげて活躍しているデゥテルテ大統領ですが、残念ながら成果は今一つのようです。

ただ、色々と批判はありますが、デゥテルテ大統領はアクションを実際に起こしているだけさすがだと思います。

近年の大統領の中では、一番良いのかもしれません。

悪い奴らに暗殺されないように頑張ってほしいものです。

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悪いピーナちゃんに 悩殺ならされてみたいです。

 

 

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