国家予算の2割が汚職で消えて行くフィリピン
デゥテルテ大統領は汚職撲滅を一大キャンペーンとして掲げていますが、現実はなかなか難しいようです。
公務員の不正や犯罪を調査して起訴する行政監察院のラモス副院長は8/15に
『フィリピンは汚職で国家予算の2割にあたる7.000億ペソを毎年失っている』
と発表しました。
7.000億ペソとは日本円にして約1兆4285億円が汚職で消えているということです。
しかも毎年です。
フィリピンは警察官や政治家、役人などの汚職が多いことで悪名高く、エストラダ大統領やアロヨ大統領が退任後に汚職容疑で逮捕されたことは有名です。
ラモス行政監察院副院長は
『これだけの金があれば、国民は誰も飢餓にならない』
とも言っています。
ちなみにアジア太平洋地域でフィリピンは6番目に汚職の多い国だそうです。
世界的にみると腐敗認識指数では、フィリピンは99位。インドネシアは89位、マレーシアは61位です。
日本は18位、アメリカは22位、中国は87位だそうです。
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