フィリピン マカティ市でオレオレ詐欺グループ36人を拘束
フィリピンのマカティ市で、日本人の特殊詐欺グループ いわゆる『オレオレ詐欺』の男36人が拘束されました。
最近は特殊詐欺の拠点を、摘発を逃れるために海外に置くのが主流になっています。
海外から電話をかけても、日本の電話番号が表示される特殊な機器を使っているようです。
被害額はなんと20億円以上と言われています。
日本は不景気と言っても、まだまだ高齢者はお金を持っていますからね。
フィリピン入管庁によると、日本で逮捕状が出ていた二人の日本人を拘束するため、マカティ市のホテル
『ウエスト・マカティ・ホテル』だった7階建てのビルに到着。
日本の警察庁に確認したところ、同ビルに寝泊まりしていた男性34人も特殊詐欺に関与した疑いがあるとして拘束されました。
このホテルは今年の7月に閉業、その後8月くらいから日本人が寝泊まりして、日本に電話をかける『かけ子』グループの拠点になっていました。
たぶん その拠点のホテルはここかな?
閉業したのにまだネットに載っていました。
周辺の住民によると、日本人男性らは宅配のグラブフードや、酒・たばこを買ったり、付近のクリーニング屋を利用する以外は、ほとんど地域住民との交流は無かったそうです。
ビルのはす向かいにあるサリサリストアの女性は、『ほとんど若者だったが、中年の男性も2人いた。仕事はIT関係だと言っていた』と話していたそうです。
男らは拘束されたあと、タギック市の収容施設に移送されました。
このような特殊詐欺のグループは、中国がほとんどだと思っていましたが、まさかマカティにあるとは思いませんでした。
いまだ被害額が増え続けている特殊詐欺 皆様もくれぐれもお気をつけください。
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