10代の妊娠は貧困の連鎖を生む
フィリピン人口委員会はフィリピンで多い10代の妊娠について『その家族も巻き込み、貧困の連鎖をもたらしている』と警告しました。
フィリピンでの10代の妊娠は年間20万件に上り、10代の妊娠は女性全体の10%に達しているということです。
人口委員会は、『10代で妊娠すると、本人へのケアや育児など世代を超えて家族に問題をもたらし、貧困から家族が抜け出せない要因になる』と指摘しています。
国連の報告書によると、過去20年でアジア太平洋地域で15~19才の妊娠は半分以下に減少しましたが、フィリピンのみ増加傾向にあるそうです。
フィリピンでは15才から19才で子供を持つ女性の割合は2002年には4.4%でしたが、2013年には11%まで上昇しているといいます。
背景には、カトリックの影響などで避妊や中絶をタブー視する社会意識が根強く残っていることなどがあると言われています。
確かにフィリピン滞在時代に見てきた限りでは、17~18才で出産なんてとても多かったです。
子供が子供を産んでいる感覚ですね。
そしてシングルマザーの多いこと。
フィリピーノ(フィリピン人男性)は、仕事もせずに種付けだけせっせとしている感じですね。
まあ 貧困の原因は色々とあるとは思いますが、負の連鎖に嵌ってしまうと中々抜け出せないのが、現実だと思います。
もっと避妊のキャンペーンを大々的にやって、社会に定着させていくしかないですね。
でも生派が圧倒的に多いフィリピン。
100年経っても変わらないかも。
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