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2023年10月28日 (土)

PINAから聞くオバケの話と自分の体験談

Multo2

 

フィリピンパブで働くPINA達から、アパートやお店に出るオバケの話を聞いた方が多いと思います。

フィリピンではオバケは本当にいると信じられています。

フィリピンに住んでいた時に、オバケ関連のニュースがTVや新聞などで報じられているのを何回か見たことがあります。

日本なら絶対に無いですよね。

その手のバラエティ番組でしか見たことはありません。

これは国民性なのか、その手の話題が好きなのか真実はわかりません。

霊感の強い人が多いのかな。

フィリピンではオバケの事を『Multo』『Momo』などと呼んでいます。

Aswang

よく聞く『Aswang』は上の写真のイメージです。

日本で言う妖怪だと思います。どちらかと言うと吸血鬼や魔女に近いかもしれません。

血を吸うのは牙ではなく長い舌です。内臓を食べたりするのもいます。

フィリピンの神話上の生き物では最恐と言われています。

田舎町に出現するとして、出現情報は噂話でよく聞きます。

 

Multo

自分的にはオバケの存在は信じたくは無いのですが、先日初めて見てしまったので困惑している状態です。

元々自分は霊感は強い方では無かったのですが、ある出来事以来多少変化が現れるようになりました。

 

 

その出来事とは

小学生2~3年の時だと思います。

家族で墓参りに墓地に行った時の話しです。

お寺の墓地ではなく、敷地内をバスが走っているような広大な霊園でした。

その当時はまだ子供だったのでじっと大人しく墓参りをする様なことは出来ませんでした。

当然墓地内には公園など無く、遊ぶと言ったら走り回るか、墓石をジャングルジムのようによじ登ったりするしか出来なかったようです。

傍から見ると相当バチ当たりな遊びをしていました。

そのうち霊に取りつかれたように体が重くなり、急に熱も40度近く出てしまい意識が朦朧としてきました。

親からはそんなバチ当たりな遊びをしているから天罰が当たったんだと散々怒られました。

しばらく近くにいたパトカーの中で休憩させられて、回復しないので結局救急車で病院に運ばれました。

その時は体の自由が利かず、金縛りにあったような状態でした。

『お墓の天罰は凄いな』と子供ながらに思った記憶があります。

翌日には嘘のように回復し、自宅に戻りました。

 

それ以後、なんか霊感が徐々に強くなっていったような気がします。

遠く離れた所に住んでいた祖母が亡くなる時も、亡くなる直前に夢枕で立っていたり、身内が亡くなった日に季節的に絶対にいるはずの無いオニヤンマが家の中にいたり、不思議な事を経験するようになりました。

ある日夢に祖母が出てきて、『ノコギリを持って墓掃除に来なさい』と言われた事があります。

なんでノコギリと思ったのですが、念のため持って行くと、なんと墓地に木が生えていました。

手では引っこ抜けない状態でした。

こんな不思議な事を多々経験していくようになります。

Multo3

ただ幽霊自体はまだ見たことは一度も無かったです。

見えないものなのかと思っていました。

うすぼんやりでも見えた事は無かったです。

 

やばい宿に泊まった時は金縛りにあって動けなくなることはありましたが、幽霊は見えなかったですね。

 

全身に鳥肌が立って、近くに霊がいそうだと思ったことは何回かあります。

でも霊の正体らしきものは見たことは無かったです。

その程度の霊感なのかと思っていました。

 

ところがつい最近ついに見てしまったのです。

しかも夜ではなく、まだ明るい夕方に。

その場所は、某県のビジネスホテルです。

歴史がありそうな古いビジネスホテルです。

フロントのスタッフの対応は、普通でした。なんの違和感もありませんでした。

 

ただエレベーターに乗った瞬間から違和感を感じました。

ひょっとしてこのホテルはオバケが出るのかなあと思いました。

その直感は的中。

ホテルの部屋に入った瞬間、人のいる気配を感じたのです。

シングルルームで狭かったのですが、ベットの脇に女性がぽつんと立っていました。

小柄で黒っぽい服を着たロングヘア―の女性でした。

体の輪郭は確かに女性でした。

顔はぼんやりしてはっきり見えませんが、口元だけはなぜか見えました。

何かしゃべっているように聞こえましたが、はっきりと聞き取れません。

意外と怖くは無かったのが不思議です。

 

『すみません。部屋を間違えました』と言ってとりあえず部屋を出ました。

部屋を出てから急に怖くなり、フロントへ向います。

 

部屋を変えてほしいとダメ元で頼んでみたら、意外とあっさりとOKが出ました。

理由は一切聞かれなかったのですが、こちらの青ざめた表情を見てすべてを察知してくれたようです。

『見えたんですか』と一言聞かれました。

変えてくれた部屋は、このホテルのVIPルーム。

オバケは出ないそうです。

実際何の問題もありませんでした。

 

自分が見たのは、部屋に住み着いている霊だったのかもしれません。

それ以後はとりあえず何事も無く過ごしていますが、自分は小心者なのであまり見たくはありませんね。

 

この話をPINA達にすると、めちゃ喜んで聴いてくれます。

うん うん とうなずいて聞いてくれて、そのあと彼女達の体験談も聞かされました。

PINA達は本当にオバケ好きなんですね。

 

 

 

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