国際Dシネマ映画祭2007
埼玉県川口市のSKIPシティで7/14~7/22まで、国際Dシネマ映画祭2007という催しが開催されていました。
デジタル映画の国際映画祭で、今年は69ヶ国から433本のエントリーがあったそうです。その中から優秀作品12本がノミネートされ、このSKIPシティで上映されていました。
フィリピンからはRenato M Bautista監督の『ブラックアウト』というサイコスリーラーがノミネートされていたので土曜日に見てきました。
JR川口駅前からは無料の送迎バスが出ていました。30分間隔で運行されているのでとても便利です。約12分で到着です。
このSKIPシティというのは、元NHKラジオ局の送信所跡を再開発して、NHKアーカイブス・早稲田大学川口芸術学校・映像ミュージアムなどがあり、デジタル映像の制作拠点となっています。
フィリピン映画ということで、Pナちゃんも来ているのかなあと思っていたのですが皆無でしたね。来ているのは、いかにも業界関係者と思われる方やマニアックな映画ファンの人達だけでした。
やはり 広報の仕方がへたなのか 認知度がまだまだ無いのか なんかとてももったいない感じがしましたね。実際のところ映画を見に来ている人達より、会場内で開催されている露店やマジックショー・ミニコンサーとの方がよっぽど人が群がっていました。(笑)
映画の内容はというと、フィリピン独自のサイコスリラー映画といった感じでしょうか。あらすじはこちらをどうぞ。予想外の展開に最後まで気が抜けませんよ。
ちょうど監督本人も来場していて、上映終了後 この映画に対する説明をしてくれました。これはとてもラッキーでした。
映画を見るとわかるのですが、とにくかく映画の中の色彩と照明がモノトーンの世界なのです。撮影するにあたってすべての明るい色彩を排除したそうです。監督談ですと木々の緑を写らない様にするのに大変苦労したとか。撮影は監督の自宅のすぐそばのケソンシティのボロアパートだそうです。5日間かけて撮影したそうですよ。
フィリピンの映画というとコメディ物かラブロマンス物、はたまたエロチック物というイメージが強かったので、サイコスリラーというジャンルはとても新鮮でした。
まだまだ若い監督なので、これからも頑張ってもらいたいものです。
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